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  • 2017.10.15 Sunday
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パンデイロ考:ジングルのスペーサーについて

こんにちは。
最近、咳が良く出ます。黄砂の影響でしょうか?

blogはかなりご無沙汰です。
日々の作業等については、Facebookを是非ご覧ください。

今回は、パンデイロのパーツについてです。
とても地味な部分ですが、個人的にはとても重要だと思っています。

ジングルの鳴りを調整するスペーサーです。

スペーサー1

こんな感じの物です。

私が製作しますパンデイロに、このパーツを使う事が多いです。
最近は、パンデイロのアクセサリーとして特注でスペーサーだけのご注文もありしました。
日頃から、お客様のご希望で色々なものを作っています。

ちなみに、このスペーサーを何故使うのかを説明します。
この役目としては、大きく2つあると思っています。

1)ジングルの隙間調整
2)ジングルの音色調整

何が違うのかを説明します。
まず1)ですが、これはフレームとジングルの隙間が広い場合に、ジングルが暴れないようにコントロールする場合です。
パンデイロによっては、この隙間が大きく、ガシャガシャとうまくジングルをコントロール出来ない物があり、または全体の音量のバランスを取りたい等の場合に有効です。

そして2)です。
これは、積極的にジングルの音色を調整しようという場合です。

自分がスペーサーを意識したのは、オリジナルのパンデイロ PD101 を作る少し前からです。
ちなみに、PD101はこんなパンデイロです。

スペーサー2

ジングル下側に厚い黒のスペーサーを使っています。
そして、このモデルはこれを使う事を前提で全体を調整しています。ですから、取り外しは出来ません。

このパンデイロを作るために、実は色々試作したり研究したりしました。
特に、ジングル部分については、何セットも製造方法を変えて作ったりもしました。
その際に、自分の中では世の中に無いような音にしたいと思っていました。
具体的には、音の分離を良くしたいと言う事です。音をスッキリさせたかった狙いもあります。

大抵のパンデイロは、低音をドンと鳴らすと、それに伴ってジングルもジーッと強調されて鳴ります。
それはそれで良いのですが、なるべくこのジーッと言う鳴りを押さえた(皮音とジングル音を分離した)パンデイロを考えていました。
ヒントはいろいろありました。でも、一番のヒントは昔のスザーノさんのパンデイロです。

PD201を発売した時のblogをご覧ください。
ジングル周辺のフレームにガムテ張っていますね。これ、長年の使用でフレームが割れたのを補修しているんです。
先日NYでお会いしたSergioさんも20年以上使っていると言うご自分のパンデイロを同じように(こちらは山羊皮で)補修していました。

で、あんなにガチャガチャなパンデイロなんですが、思ったよりも音がまとまっているな、とずっと以前から思っていたんです。
その秘密が、実はあのガムテにあるんじゃないかと思ったんです。

通常パンデイロを叩くと、ジングルと(大抵は木の固い)フレームがダイレクトに当たります。
この時に、ガチッと言う衝撃音が出ています。そして、ジングル自体の鳴りが納まるまでにも少し時間がかかります。
そこにスペーサーを入れる事で、このアタック音が和らぐと共に、ジングルの余韻が少しショートになります。
ちょっと軟らかめの音色になるんです。そして、余韻も押さえられて聞き易くなります。
そのジングル本来の音色に近づくように思います。

しかも、スペーサーの厚さや素材の違いで、この感じも変わります。
あとは、ジングルの上側だけ、下側だけ、上下共に使うのかでも、かなり変わって来ます。

ただ、フレームとジングルの隙間がある程度開いている事が条件です。
ここが狭い場合は、ジングルの鳴り自体がかなり小さくなります(最悪鳴らない)ので、どのパンデイロにも使える方法ではありませんが。
隙間がある場合でも、スペーサーを挟む事で音量は下がりますので、その辺りも注意が必要です。

ですが、簡単なジングル調整法として、スペーサーって面白いと思います。
気になる方は、チャレンジしてみると良いかなと思います。
形は丸でも四角でも何でも良いと思います。
素材も何でも良いと思います。真ん中に穴を開け切れ込みを入れれば完成です。

Let's enjoy pandeiro!


=============== 8< --------------------


本日のフック。

フック


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にっぽんの匠「ishikenのparka」と題して、パーカッション・マガジンVolume02へ記事が掲載されました

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●パンデイロレッスン取材
パンデイロレッスンの取材を受けました。

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